概要・歴史

豊かな自然資源を持ちながらも、大航海時代をへてスペインの植民地に。独立後もアメリカ合衆国の実質的な支配を受け、自らの経済・社会を築く機会を失ってきた。

1979年、サンディニスタ革命政権が成立。一時は大規模な識字キャンペーンなどが成果を上げ、独立国として自立の道を進むように思われた。

しかし、その後10年間にわたって内戦が続き、国土は荒れ果て、経済は疲弊。1990年に内戦は終わったが、経済的混迷からから抜け出せずにいる。また、内戦により男子青年人口が激減したため、今日までその影響はニカラグア社会に深い影を落としている。中南米でも最も貧しい国の一つ。

国名/首都
ニカラグア共和国/マナグア
元首
ダニエル・オルテガ大統領(2007.1-任期5年)
面積
129,494平方km(日本の3分の1ほど)
人口
514万人(2005年)
言語/宗教
スペイン語/キリスト教-カトリック(他にキリスト教-プロテスタント、モラビア教)
国内総生産
57億ドル(日本:4兆7,646億ドル)(2007年)
一人あたりのGDP
1,020ドル
主要産業
農牧業(コーヒー、牛肉、ピーナッツ、サトウキビ、とうもろこし、米、バナナ)

ニカラグア