1/4 ラリースタート<ダカール〜タンバクンダ>
朝になっても何かに当たったお腹は治らず、スタート直前までトイレに通う。しかし、ヘルメットをかぶり、車に乗り込むと、緊張感のおかげで、何とかおさまった。
メルディアンホテルを二輪・四輪・カミオンの順にスタート、ダカール中心地のインディペンデンスプレイスにテレビでよく見るスタート台があり、そのステージで紹介されて正式スタート。
はじめの二輪や、三菱などがスタートした頃はさぞかし賑やかだっただろうが、僕らは後の方なのですでに寂しくなっていた。
<リエゾン:206km>
ダカールからSSまでの移動は全くの舗装路。しかし地元の車が多く追い抜きながら走る。
<SS:275km>
路面的には悪くないが、砂埃が思っていたよりすごく、特にスタート順が後なためすぐカミオンに抜かれ、すると全く前が見えなくなる。ルート的には同じような道が何本もありナビゲーションが難しい。特にナビも初めての僕らには手応えあり。
HINOのカミオンをよけたとき草むらに大きな穴があり、落ちたときにリーフを曲げてしまった。レースカミオンが後ろから来るとかなり怖いものがあり、特にHINOは救急車のサイレンやホーンで威嚇してくるので避けたくなってしまう。それも早さのコツか?
また、途中でツイントリップメータが動かなくなり、これがなければコマ図を追えなくなってしまうので、途中からコマ図を無視したGPS走行に切り替え。ルートをはずれたおかげでカミオンには会わなくなったがCP(チェックポイント)を探すのに時間がかかりタイムロス。
<リエゾン:106km>
キャンプ地まで舗装路。タンバクンダの町で給油。
キャンプに入ったのは10時頃。キャンプ地ではいろんなチームがひしめき合い、自分のチームを探すのも大変だ。
キャンプでの役割はメカニックは到着順と故障状況によって優先順位を決めて修理。スタッフはブリーフィング・ルート変更等の情報収集、キャンプスペース確保・見張り、など。ドライバーは車の状況をメカに伝え、一緒に直し、整備をする。ナビゲーターは次の日のコマ図をもらってルート変更の確認、GPSポイントの確認と入力、地図上でのルート探しなど明日に備えて、準備。
早速メカニックにリーフとツイントリップを直してもらう。しかしリーフはスペアもなく、人の力では修正不可能だが、フランストヨタにお願いしたらあっという間に直してしまった。初日から本当に感謝!
走っていれば元気だが、体調はまだ回復せず、食事もできなかった。主催者に薬をもらった。