2006年4月の近況報告

 拝啓 陽春の候となりましたが、皆様には如何お過ごしでいらっしゃいましょうか。
寒暖の差が極端なこの頃です。お身体には十分お気をつけのうえ、多忙な年度始めをお迎え下さい。
 さて、3月はなんともあわただしい1ヶ月でした。3月5日・6日と恒例の宝塚歌劇観劇一泊の旅にバスで出掛けました。8日には小児ガンで小さな娘さんを亡くされた、鈴木中人さんの卒業記念講演会。11日・12日と横浜のゴミ5割削減へ向けて成果を上げつつある、鈴木武氏の講演と懇談(いづれ一宮にお呼びして、一宮のゴミ問題にも取り組めればと思っています)。
更に、お世話になった中部美容専門学校退任に伴う送別会、挨拶回りが何日か続く。
そして14日卒業式、マリエールでの謝恩会で学生達から胴上げされ、多くの記念写真を取ってもらい、5年間の校長生活にお別れ。
20日から22日までの3日間、家内と東北へ旅をする。その後も退職に伴う挨拶回り、年度末ということで、町内での役職の引継ぎ、学校の同窓会、頼まれごとの処理等が続きます。
そして、5月27日に元陸軍少尉、小野田寛郎さんをお招きしての教育講演会が決定しましたので、その為の準備、市、新聞社、諸団体への後援の依頼等々、誠に多忙の日々です。
早くお世話になった学校関係者にも礼状等をしたため、講演会のチラシも完成次第、お願いに回りたいと思っています。市民会館の大ホールでの講演会ですが、千人はお集まりいただきたいと願っています。皆様方におかれましても、是非ご協力の程よろしくお願い致します。
 ところで、民主党代表がついに辞任となりました。小選挙区制導入以降、この何年か若さというのが政治の世界では一つの大きな“時代力”でした。若さは確かに“力”です。毛沢東もかつて言っています。若さには岩をも貫く意志がある。若さは失う物をもたないと。だから若さは力だと。
 私自身今年、年男の60才、政治の世界では少々年をとったかなという一歩下がる気持ちが時としてありました。旧民社時代の仲間であった代議士がこんな文面のハガキをくれました。「30代、40代の生活臭のない老人もいれば、50代、60代の青年もいる」これから大いに活躍をというものでした。
今回の民主党の迷走ぶりをみていて判断力、庶民感覚が如何に大切かを痛切に感じました。
人生80年として私にとってはこれから愈々ラッキーセブンという気持ちであと10年、恩返しの人生と捉えて前進したいと思います。
第2の人生へ、生涯現役の精神を持って歩むことが、これからの日本では極めて大切なことと思う次第です。今後ともどおぞよろしくお願い致します。
     “感謝”                                      
                                                 森  治央 拝
                                                   (治男改め)
 平成18年4月3日