2006年3月の近況報告

 拝啓 雨の多いこの頃、3月に入り寒かったこの冬もずい分春めいて来たかんがありますが、皆様には如何毎日をお過ごしでいらっしゃいましょうか。年度末でお忙しいことかと存じます。
 2月は久しぶりで2泊3日で上京、大学時代の後輩と会食したり、雄弁会OB会総会で海部さんはじめ、懐かしいメンバーの皆さんと歓談しました。
又、河村たかし代議士の紹介で大変面白い人と会う事が出来たり、と多くの方々と会う事が出来、楽しい一時を過ごすことが出来ました。又、17日には河村たかし代議士をはじめ7人程の皆さんに声を掛け、事務所の2Fで4時間程かけて今の政治、行政の何が問題か、今何が市民、国民の望むものであるか、議論しました。
それぞれ皆さんの属しておられる組織、立場で関心は分かれています。
減税をすべきという意見、治安、安全の確保をという意見、政治家、議員の定数の削減と歳費を下げるべし等々様々な意見が出ました。私自身は治安、教育、議員のあり方等に強い関心を持っていますが、更に地元一宮を見ている時、市民が住みたい、又地元一宮をもう少し魅力ある街にするにはどうしたらいいか、に強い関心があります。
都会的センスに欠けると思うのです。そこのところが人口38万人、そこそこ歴史もあり、名古屋の近郊で平野という恵まれた地域でありながら、ど〜んとしている曇り空のような街、というイメージだと思うのです。その辺もこれから考えて行きたいと思います。
 さて、22日は定例の政経文化セミナーを開催しました。今回は、元民社党委員長の塚本三郎先生をお招きし、会食しながらの会としました。テーマは先月の塚本先生の勉強会とほぼ同じでした。一つ注目したのは田中角栄と西村真悟代議士の逮捕に関することです。
 田中、西村両氏とも別件逮捕、しかも軍用機P3C購入で中曽根、児玉誉士夫が25億もらったのに、民間機の購入に関わった田中角栄が捕まったのはどういうことか、という話は興味がありました。まして政治家を別件に捕まえるとは。
それと靖国問題にからんで、国際法の中で戦犯という定義はないというのは非常に興味のあるところです。
 このところの国会での永田議員の質問問題、ライブドアの犯罪を通してみる堀江氏の件などをみていて、社会で様々の経験をしてきた人々の考え方を生かしていくことの大切さを強く感じています。まさに老荘青です。老荘にも今の社会をみていると大きな問題が一杯です。今時の若い者は、ととても言えない醜さ、戦後教育の流れの中ですっかり日本人らしさを失った50代、60代、70代の人々をみていると、青年の毒されていない部分も是非大切にしていかなければならないとは思うのですが。
 それと300万以下(年収)の低所得層の率が、世界中で日本が多い%を占めるようになってきたことは、この数年の小泉政治改革は何であったのか、よく考えねばならないと思うのです。
 ところで3月は年度末ということで、ずい分忙しい月となりそうです。5日(日)・6日(月)と宝塚歌劇観劇の一泊旅行に行きます。定員一杯になるかどうか気をもんでおりましたが、丁度満杯となり、本年もバスで皆さんと出掛けます。宝塚歌劇と定例セミナーは恒例となっていますが、明年も又続けたいと思っています。是非お付き合い下さい。
 8日は元デンソー技術部次長で゜命のバトンタッチ゜という活動に取り組む鈴木中人氏の講演会、10日は浅井隆氏の講演会、11日、12日と箱根での青年塾の研修と出発式への参加で出掛けます。イエローハット鍵山相談役とお会いするのが楽しみです。
14日は私が校長を務める中部美容専門学校の卒業式、15日は修了式、これで私の校長生活とお別れです。
 その後も3月は、井沢元彦氏の講演会、小豆島への参拝(たんぽぽぐみのご婦人の先達で)、家内との退職旅行、町内の役員の引継ぎ等々あわただしい日々が続きます。そして5月下旬に予定しております教育講演会の準備にかからねばなりません。5月28日に市民会館を予約し、小野田元少尉のお話を伺いたいと思っているのですが、今小野田さんはブラジル滞在中で3月中旬帰国とのことですので、是非お願いしたいと思っています。いずれ又皆様にも多くの方への声掛けをお願い致したく思っていますのでよろしくお願い致します。
年男の私ですが生涯現役、これからは更に気合を入れて前進していきたいと思っています。変わらぬご厚情の程よろしくお願い致します。                       
                                                       敬具

 ありがとうございます。感謝しております。                                                                                 森  治央 拝
                                                   (治男改め)
 平成18年3月10日