2006年2月の近況報告

 拝啓 12月よりこの方寒い毎日が続くこの冬ですが、お元気でいらっしゃいましょうか。
 1月は、新年会の多い毎日でした。(忘年会は2回しかありませんでしたが)
6日に民社協会と友愛会合同の新年会、8日・9日と伊勢の修養団にて、中国社会科学院(中国の最高の国家シンクタンク)の幹部2名による日本の神道、経済発展の2点についての研究成果の発表があり、一泊してきました。伊勢神宮を研究していて日本人が若さを大切にする(遷宮などをさす)。それに対し中国では、若さは未熟という話などが面白かったが、いづれにしても中国の対日政策を作っている人達が、日本を学んでくれることはありがたいことであります。
18日には大阪へ行き、大平光代弁護士の事務所へ寄ったり、ビーズの会社のオーナーと懇談したりして来ました。26日にも私が顧問させていただいている会で伊勢神宮に参拝しました。
29日いくつかあった新年会の最後で、福祉の会のOB会の新年会を行いました。年1回ですがとてもいい雰囲気でした。そして31日、午後から一宮市の決算書等を見ながら、財政を中心に問題点を論議する勉強会を開きました。そのまま尾西グリーンプラザで一泊しました。
2月1日には塚本三郎先生の勉強会がありましたが、いつもながら大いに感ずるところの多い、勉強会でした。いくつかの内容をご紹介します。@上海総領事館員の自殺事件、優秀な電信官に中国が女を近づけ、それをネタにゆすり、外務省がそれを乗り切るため、ロシアのハバロスクへ転勤させる2日前の事件とのこと。A靖国問題:政治取引のカードの一枚B耐震偽装問題:姉歯設計士は創価学会員であり、ヒューザーは創価大学の学生の就職先の大口の一つとのこと。C堀江氏とライブドアの問題:堀江をもてはやし、有名にしたのはマスコミだが、それが今、いかにも正義派だといわんばかりのマスコミの態度は何だ。D武部幹事長、竹中大臣は小泉のご機嫌取りが派手。E東横インの問題:障害者の為にホテルの一番いい部分が占有されているが、この部分については横浜市など条例で決めた役所が身障者用にとっている広い部分の費用を持つべきではないか。F防衛施設庁と自衛隊は別だとの認識を:財務省あたりの2流の役人が防衛庁へ来てわるいことをしているので、自衛隊が悪いことしているのではないことを知っておいて欲しい。G大阪市公園のホームレスと居住権判決:居住権と住む権利は別だということを裁判所ははっきりすべき。H皇室典範改正問題(女系天皇):今年の政界動乱の主因となる可能性あり。小泉は少々舞い上がっている。多分9月まで内閣持たないのではないか。以上のような内容の勉強会でした。
 いずれにしても今、日本の政治、外交はおかしい、はがゆいことばかりです。
中国政府の全く無礼な態度、韓国の今日の政治のあり方も全く危なっかしくて見ておれない。かつて日本のお陰で、ロシアの属国にならなくてすんだ朝鮮半島、そのことをかつて朴大統領、金泳三大統領は率直に認めていた。
 私は、日本の憲法改正が、日本建てなおしの基となると思っています。早く独立国としての主体性が確立せんことを願っています。
 さて、2月も何かと忙しい月となりそうです。9日から11日まで久方ぶりの東京です。早大雄弁会のOB会、その他いろいろな人と会う予定をしています。又、17日頃もう一度ブレーンの方に集まっていただき、河村たかし代議士も入り、政策作り。(マニフェスト)の為の会合を持つことになっています。3月中までに完成させたいと思っています。内容がかたまりましたら、皆様の所へもお伺い致したく存じます。
 又3月5日・6日と湯の花温泉一泊と宝塚観劇の旅行を行いますが、キャンセルも若干出て、あと5名程人数が足りません。是非どなたかご参加いただけたらと思います。よろしくお願いします。
2月は本来1年のうち最も寒い月といわれています。どおぞお元気にてご活躍いただきますよう祈念致しております。
感謝、ありがとうございます。                                     敬具

                                                 森  治央 拝
                                                   (治男改め)
 平成18年2月10日