2005年5月の近況報告

 拝啓 5月に入るとともに真夏のような暑い毎日が続くようになりましたが、如何お過ごしでいらっしゃいましょうか。
 大変だった花粉症はおさまってきましたが、皆様は如何ですか。
4月は入学式やら、いろいろな会の総会が行われました。
15日には河村たかし代議士を招いて、定例の政経文化セミナーを開催しました。話の中味としては、国会サラリーマンと2世議員の集団が、国会議員の今の姿、そんな中、国会が機能していないような内容の話しでした。
私は思うのですが、今国会議員だけでなく、官僚も含め、国家、国防に対する「おもい」が頭の中に全くないのが今日の宦官の様な、日本の指導者の姿になっていると思うのです。
マスコミも全く同じ、どんな思いで「軽薄な人間を作るだけの番組制作をつくっているのか」と。
 21日はオンブズマン愛知主催の討論会と懇親会、22日は大阪で西村真悟代議士の出版記念会が行われました。
拉致被害者を救う会の議員連盟の幹事長を何故引き受け、取り組んでいるか。対米外交のあり方などなかなか聞かせる話でした。拉致被害の問題を通じ、日本国というものを国民に考えてもらいたいし、この問題を通じて党派を越えて、日本国の方向性をきちっとしていきたいという想いが語られました。
アメリカからもいいように搾取されている原因は、日本の国防がきちっとしていないところにある。プラザ合意で日本の円が大きく切り上げられ、アメリカの日本に対する借金が1/3になったのは国防総省の発案とのこと。
 私は以前から、私の本等いろいろなところで訴えていました(10数年前から)。すなわち「BIS規制」は日本資本主義の中枢である銀行をつぶすことにあったと。竹下は何かと引き換えに日本をアメリカに売った。
財政問題にしても、この10数年財政家といわれる人達が崩壊寸前の日本の財政を論じて来たが、悪くなるばかりではないでしょうか。結局、財政の外に日本の諸問題を考える必要があるのではないか。
 28日は万博イタリアの日の招待があり、午前の式典と夜のレセプションまで1日会場で過ごしました。
 ゴールデンウィークは学校の旅行があったり、久しぶりで娘2人と3人でドライブしたり、所用で札幌へ行ったりしました。又最終日、古本屋と新刊書店の4軒を回って、2ヶ月はたっぷり読める本を買い込みました。 
ゴールデンウィーク明けから愈々8月の講演会の準備に入ります。講師の夜回り先生(水谷修先生)の健康を祈っています。
その節はまたよろしくお願い致します。1年中で最もいい季節です。大いにお楽しみ下さい    

                                                       敬具

                                                 森  治央 拝
                                                   (治男改め)
 平成17年5月9日