2005年1月の近況報告

 拝啓 改めまして、新年明けましておめでとうございます。本年も引き続き、どおぞよろしくお願い致します。年頭に当たっての所感は、既に賀状に書いた通りですが、改めまして会員の皆様に思うところを書きたいと思います。
 前から申しておりますように、あと2年後を目指して、これからいろいろ捨石を打って、努力してまいりたいと思っています。
 さて、賀状にも記しましたように、今、国会議員に人材がいなくなってきています。小選挙区制導入以降、まさに風で当選してくるようになったことによって、修羅場をくぐるということがなくなったと思います。その為、今や人材が国よりむしろ地方の首長に多いと思われます。
今はまさに、江戸幕末と同じ様な状況にあると感じています。日本を取り巻く経済、財政、教育、外交、防衛はきわめて大変な状況にあるにもかかわらず、対応する力がない。国会議員は、上手に役人にお守りされているだけだと思うのです。
 明治維新も、地方の志士達がその中心的役割を果たして来ました。
この数年も同じような状況になると思われます。地方から具体的改革への動きをしてゆくことが重要だと思います。石原知事も元気が出てきたように見えます。(こんな状況下、河村たかし氏が名古屋市長選出馬を取り下げたのは、極めて残念というか、彼は国会議員という議席、失うものを持っていたことが最終決断出来なかったのかなと思います。横浜の中田市長、埼玉の上田知事は現役に勝ったのですが)
 河村氏にはいずれにしてもガッカリですが、近々会って真意を聞こうかと思っています。
尚、1月は月の半分以上が夜の会合で埋まっています。かつての教え子、同級生、学校関係、美容組合の関係、等々更に伊勢参拝にバスで皆さんと出掛けたり、日本のこれからを考える意味で坂の上の雲の松山へ一泊で出掛けたり、と出掛けることの多い日が続きます。
 又2月6日の義家先生の講演会のチケットの整理も、今月中にはしようと思っています。2200枚を超すチケットを配布しましたが、実数でどれだけ売れているか心配です。
何とか満員にしたいものです。是非皆様もご協力いただけますよう、よろしくお願い致します。
 毎年、環境講演会を行ってまいりましたけど、その基は教育と考えます。今回、チケットをお願いしていて何人かの方から、次は是非夜回り先生を、又伏見工業高校ラグビー部の監督を招待してくださいなどとの声がかかりました。
 明年春には夜回り先生の水谷先生をおよびしてもいいかなと思っています。
日本の建て直しの第一歩は教育からということですので、いろいろ検討していきたいと思っています。
 皆様方のご支援のお陰様、引き続き活動が出来ていることに心から御礼申し上げます。
重ねて本年もご後援の程をよろしくお願い申し上げます。
皆様にとりましても良い一年であると共に、ご健康でありますようお祈りしております。 
                                                       敬具

                                                 森 治央  拝
                                                   (治男改め)
 平成17年1月5日