2004年10月の近況報告

 拝啓 ようやく秋らしい気が漂ってきたようですが、如何お過ごしでいらっしゃいましょうか。
 さて先日、小泉新内閣が発足しました。この顔ぶれで日本国の難局を、乗り切れるのでしょうか。財政破綻は目前、対外的には米国政府の顔色を伺い、北朝鮮の拉致問題に心を痛め、韓国に気を使い、中国の政府、国民の内政干渉にどうする事も出来ず、、外務省はひたすら気を使うのみ。そんな日本の政治に、多くの国民はいらだっている。日本は、これらの国に金銭的に随分経済的な貢献をしてきた。このような現実をみる時、金銭的な貢献だけでは、健全な二国間関係は進展しないことを痛感する次第です。多くの外国人が、日本に出稼ぎに来ているが、もっと日本人そのものがしゃんとしないと金の切れ目が縁の切れ目ではないが、日本の経済的衰退と共に多くの外国人は日本から去っていくであろうと思う。
 まず、日本人が自分の国は自分で守る、という気概をきちっと持つところから始めねばならないと思うが、日本国の破綻状態が現実になるまで難しい気がするが、明年で終戦から60年、精神的にアメリカから独立してもいい時代に入ってきている、と思うのですが。
その時まであと2年半前後、大いに頑張って行きたいものです。
 さて、9月の報告としては9月4日、5日と名古屋で志ネットワーク全国会議があり、事務局として約1年準備をして来ました。改めて名古屋経済を見つめていろいろなことを考えることが出来ました。
今回のテーマは「ものづくり、人づくり、ことづくり」でしたが、愛知の「ものづくり」が元気のいいのは歴史と文化、長い教育が土台にあったのだということを改めて考えさせられました。
たとえば、愛知は知らなかったのですが農業県でもあるのです。その前提に昔から農業学校の先進県でもありました。また3世代同居も貯蓄率も日本でトップクラスの県であることなどが特徴としてあります。
 また、9月は久方ぶりに旧民社党時代の仲間の地方議員、労組の役員、事務局のメンバー等々との懇談の時間を多く持ちました。
長く一生懸命応援して下さった方々は、何年経っても身内のような情を覚える、といっていただきました。今から思うと民社というのは、本当にいい集団だったと思うのです。思想的にも。
 9月8日、大阪で民主党の西村真悟代議士と懇談しました。これからの方向(自分自身の)と私の勉強会の講師をお願いするためでした。
勉強会には11月16日に来ていただくことになりました。正式に決まりましたらご案内を出させていただきますので是非ご出席下さい。
私に対しては日本国の為、民族派の仲間として大いに頑張ろうということでした。30代、40代の松下政経塾をはじめとする生活臭のない老人もいれば50代、60代の青年もいる。大いに頑張るべしという激励を受けました。
 私の進路は、もう少し決定まで時間が要りますが、コツコツ準備を進めてまいります。
更に、毎年環境の会で催しています大講演会を明年2月、他の団体の方々にも努力をお願いしながら開催することを決め、準備に入りました。何としても2千枚以上のチケット(千円)を配布し、成功させたいと思っています。講師は「ヤンキー母校に生きる」の著者で、テレビドラマになり、明年3月に映画化劇場公開される予定の「義家弘介」先生です(北星余市高校教諭)。
私の息子の社会科の恩師でもあります。11月からチケットの販売に入ります。是非、この方もご協力をお願い致します。
 その他にも私的にかかわっている仕事もあり、11月あたりからかなり忙しくなりそうです。
変わらぬ皆様のご支援をよろしくお願い致します。
                                                       敬具

                                                 森 治央  拝
                                                   (治男改め)

 平成16年10月5日