2004年3月の近況報告


 拝啓 3月に入っても寒い毎日が続きますが、お変わりありませんか。
 3月は季節の変わり目、又学校、役所等の区切りの月だけに、あわただしい毎日を過ごしています。私が校長をしている学校でも卒業式があり、皆着物で着飾って卒業して行きました。若い子供達に囲まれて写真を撮ったり、なかなかいい気分でありました。
 私事ですが、息子も3月2日、北海道余市の高校を卒業しました。答辞を読んだ男子生徒は、かつて暴走族で、友を事故で亡くしたり、別の学校を中退したりして来た為、21才の生徒でした。余市へ入って心機一転、生徒会々長などをしたり、かなり前向きに頑張ったようです。私はこの子の話を聞いていて思いました。人間、力のある子はどこへ行っても頭角をあらわすものだなと思ったのです。なかなか感動的でした。
 北海道から3日午後戻り、その後すぐ大阪へ出掛けました。私達が定例的にやっている日本の進路研究会に、前レバノン大使の天木氏を招いて勉強会を行いました。20数名の勉強会でしたが、かなり突っ込んだ外務省の腐敗ぶりを示す話がありました。私は天木氏に質問もしたのですが、外務省に限らず警察も学校も銀行もあらゆる組織が内向きの思考、姿勢になっているところが、今の日本崩壊への最大の原因があると思うのです。ここのところをきちっとしていくことが改革だと思うのです。
更に5日は厚生労働省生活衛生課長と国会で面談、陳情をし、その後竹田恒泰氏の出版の件などでホテルで打合せ。(竹田さんは先々週の週刊文春かなにかで天皇陛下の娘との縁談の話が出ていました。)
夜は大学の雄弁会の後輩と会食しました。6日は昼旧新進党の選対部長で小沢一郎氏側近だった人と懇談。午後から6時間近い時間をかけて金融、財政についての勉強会に参加しました。
詳しくは記しませんが、日本の財政は全く好転していないどころか、破滅へ向かってまっしぐらです。まさにタイタニック号状態です。前にも記したと思いますが、円から逃げなければと思います。この2年間程は嵐の前の静けさでしょう。是非この2〜3年の間に準備をされますようお勧めします。
 危材はチャンスでもあるわけですから、是非お互い力を合わせ情報交換し、頑張ってまいりましょう。これからも箱根での勉強会、春ですので春分の日前後の法要、入学式等々色々な行事が続きます。
又宝塚歌劇観劇の一泊旅行を6月13、14日と行います。若干余席がありますのでご関心のある方は今月15日までにご連絡下さい。
様々な場面で人間関係を作りながら、夢実現へ頑張ります。
(*私が斗っていた佐藤観樹氏が逮捕されました。修羅場をくぐっていない2世議員の力の足りなさを強く感じました。いやしいですね。)

                                                森 治央  拝
                                                  (治男改め)

 平成16年3月5日