2004年1月の近況報告


 新年明けましておめでとうございます。本年もどおぞよろしくお願い致します。
年賀状を出させていただきましたが、改めて新年のご挨拶を申し上げます。
 如何新年をお迎えでいらっしゃいましょうか。
私は、年末のTV(NHK)で養老孟子氏と犬飼道子さんの対談を興味を持って観て、正月はやはりNHKのニュー、イヤーズ、コンサートを楽しみました。ウィーンからの中継でヨハンシトラウスの曲ばかりでしたが、本当にいい気分でした。いずれ余裕が出来たら是非チケットを購入してウィーンへ行きたいものです。
 さて,12月は時間を作っては年末の挨拶回り、久方ぶりに全トヨタ労連への挨拶など忙しい毎日でした。
また、今年から具体的に特養(特別養護老人ホーム)の打合せの為、土日は時々準備の為の時間に取られることがあります。
年頭にあたっての私の所感は、年賀状で述べたとうりですが、今年の秋以降に予想される、日本の厳しい状況を念頭におきながら、この正月、考えたり思い出したりしたことを少々述べたいと思います。
 年末に私は、サミュエル・ライダーの「ライオンは眠れない」という本を購入しました。
2004年秋から始まる紙幣の切り換えから始まって財産税、預貯金のカット、消費税等々様々な財政赤字乗り切り策が複合的に取られるだろうという内容ですが、私が前から度々言ってきたことです。
やはり、2年後あたりから何が起こるかわからないと言うことでしょう。
また、年末に読んだ養老孟司氏の「逆さメガネ」は前の「バカの壁」より面白かったです。
EX:男がおとなしく、女が元気で活発、放っておいたら自然にそうなるものを教育する必要はない。教育ではそれを「変えて」何とか男女がものの役に立つように「女は女らしく」「男は男らしく」と教育して来たわけです。と。
これまでの常識に縛られず本質をずばり、ずばりと突いてくるのです。
 昨年12月から2カ月半の予定でオーストラリアから大学生がホームスティしています。
「日本人が日本人らしくあること(武士道)が国際人だ本当の」と言っていた昨年11月末に鹿児島でお会いした東文子さんの言葉が思い出されています。
つまるところ「志」とか「感謝」「道徳」に欠ける人々は、これからの時代、まっとうに生けないのではないかと思うのです。
原点に帰ることが重要視される時代になることを思いかつ祈っています。
本年も皆様方のご支援を心より重ねてお願い致します。

                                                                                                           森 治央  拝
                                                  (治男改め)

 追伸:年賀状の文中で極めて重要な部分が抜けていましたので恐縮ですが訂正をお願いいたします。
◎冒頭の「大帝国」→「大英帝国」(英が抜けています)
◎「匿名の存在」のあとに→「である官僚主導」を入れておいて下さい。
                                                 
  平成16年1月吉日