2003年12月の近況報告
拝啓 12月(師走)に入りましても誠に暖かな毎日が続きますが、お元気にてお過ごしでいらっしゃいましょうか。 11月は誠に多忙な月でした。3分の1以上、旅に出ていました。 衆院選がありましたので2日(日)上京、錦織さんの事務所に陣中見舞いに出掛け、更に私の名前を改めるため、深川に寄り、その後大阪の堺に行き、西村真悟事務所に行きました。3日は西村事務所で活動、夜には一宮へ戻りました。(北朝鮮拉致被害者の会の皆さんも応援に見えました)7日は学生たちに同行して、大阪USJへ旅行、8日は早稲田大学の地元の有志で琵琶湖へ鮒寿司を食べに出掛けました。(8日も堺へ行く予定でしたが、西村氏当選の流れでしたので、中止しました。) 9日(日)、10日(月)とバスで女性の皆さんを中心に、宝塚歌劇一泊の旅行に行きました。宿泊場所は須磨の舞子ビラ、今話題の有栖川宮別邸に建てられた、景色のいいホテルでした。14日は学校関係の研修で、京都東福寺などへ出掛けました。 15日、16日は町の公民館建設、社務所建設の段取りの為、久方ぶりに町内の皆さんの所へおたずね致しました。26日、京都へ職員旅行、28日から30日まで鹿児島へ出掛けました。 目的は、鹿児島の素晴らしい社会福祉施設の視察でしたが、その他旅館日本一に選ばれた雅叙園の社長、アジア、アフリカの留学生を30年間にわたってお世話してきた東さんという方のお話知賢の特攻の母の方の旅館で会食、特攻生き残りで「ホタル(高倉健)」のモデルに出てきた人の話など、いろいろな人の話を聞くチャンスがありました。 実に粘り強く、実践活動をしてきた方々の話を食事をとりながら、お酒を飲みながら、又正座をしてといろいろな形でお話をし、聞く機会があったのですが、皆さんの実践をお聞きし、私にはとてもショックでした。凄い人たちが日本にはまだまだみえる。政治家の言葉の軽さを痛感しました。 さて、衆院選の議席数はともかく、表面的にはあまり代わり映えのしない結果となりました。 しかし、底流には大きな流れが、変化のきざしがあったと思っています。 私の感じたことを以下に列記致します。 まず○自民党は完全に地方政党になってきたということ。○低投票率問題、深刻なことだと思います。全国に選択出来る党なり、人がない結果だと思うのです。○経済的にこれだけ低迷しているにもかかわらず、野党が支持に結びつけることが出来なかったこと。○自民党が自由公明党になった。○清潔、平和の党をスローガンとしていた公明党が強者、権力の側に組みつつある。○各党がアメリカ一辺倒ではなく、日本独自の道を国民に示すことが出来なかった。 以上のような感想を持つが、民主党が勝利と呼ぶには今一歩であった、というものの次に更に勝利(参院選)する状況の中で水と油の党内と言うことでローカル政党、自民党を巻き込んだ。 政界再編が始まる予感を強く感じている。これまで何回も述べていますように、やはりこの2年前後が日本の大転換期だと思うのです。一度破壊されないと日本及び日本人は良くならないと本当に強く感ずるのです。 志を持って、自分の出来るところからしゃんとした生き方をしたいものです。 本当に一年が過ぎるのは早いもの。一日一日を大切にお元気にてお過ごし下さい。 敬具 森 治央 拝 (治男改め) 平成15年12月4日 |