2003年8月の近況報告
拝啓 長かった梅雨がようやく明けて、大変な猛暑がやって来ました。 やはり夏は、ぐっしょり汗をかきながらの日々がいいと梅雨が長かっただけに強く感じています。 さて、7月は夏のご挨拶回りと26日(土)からホームヘルパー2級の講習会が始まった事、それに日本の進路研究会があった事などが主な報告です。 久方ぶりで多くの皆さんとお会いする事が出来、また私の進路についてもお話する機会に恵まれ嬉しく思っています。 ヘルパーの講習会も5回目で、講習会の度に20数名の方々と知り合えるいいチャンスです。4カ月間共に勉強する機会はあまりない年代だけに、なかなかいいものです。 日本の進路研究会は、7月は西京銀行頭取のお話でした。 日本の進路研究会は第1回が2月、財務省国庫課長の岸本さんで今回で5回目でした。 これまでの勉強会での銀行家、政治家、役人の皆さんのお話と私なりに勉強してきたことを取り混ぜて、今思うことを皆さんに是非お話しておきたいと思います。 結論から言えば、日本の財政はいつ破綻するか判らないという事。だからそれに備えて今から準備する事。そして自分の身は自分で守れと言う事です。 ある会社の社長が、日本円から逃げなさい、と言われたことがあります。日本の円から逃げるということは、言いかえれば金(ゴールド)とかユーロで持つことだと思います。 更に言えば、世界に共通するもの(売れるもの)を持っている企業は強いと思うのです。国債をはじめとする債権もダメです。国債もいずれダメになることは目に見えていますが、ということは国債という不良債権を多く抱えてきた日本の都市銀行は、土地についで国債という第2の不良債権によって殆ど倒産すると思うのです。 この状況を乗り切るいい策はまずないだろうと思います。国庫課長という国債の発行責任者の方が、国債の発行が出来なくなった時は終戦時と同様、0(ゼロ)からの出発となりましょうというわけですから、我々としては相当な覚悟がいります。 現在、日本人の持つお金は真水で400兆円程です。1100兆円が預貯金等の残高。そこから国、地方債の残高700兆円を引くと400兆円となります。この400兆円がなくなった時、確実に日本の財政はパンクするのです。 だから前から私が言っていましたように、あと2年前後で日本に大ショックが来ると覚悟せねばなりません。 多くの日本人は、多分財政破綻が来るまで何とかなるだろうと思っていると思います。 私は60歳までにもう1度政界に挑戦と思っていますが、何らかの形でそのチャンスは来ると思っています。この秋の選挙は多分今の政界の形は変化なし、と思っています。再編はあと2〜3年後。2年後には一宮市が合併で38万近い都市となります。 日本の財政が破綻した時我々はどう生きていったら良いか。しっかり勉強をし、準備をして私の出番に備えたいと思います。資金作りにも備えたいと思っています。 日本がクラッシュした時、初めて日本人は日本の事を考えて行動することとなると思います。 その時が森治男の出番です。 中央での活躍となるのか、地方で地道にやるのかわかりませんがその時の流れに乗って行きたいと思っています。逆らわずに。 あと3年半、政治の世界を目指し頑張ってまいります。よろしくお願い致します。 敬具 森 治男 拝 平成15年8月5日 |