1/20 大使館でパーティー
それぞれの戦いを終え、一夜が明けた。昨日からみんなが2週間の汗や砂ぼこりを落としているため、シャワーがしずく程しか出ない。
朝食では、各テーブルラリーの話題で盛り上がる。
今日は、セネガルの日本大使館で日本人の出場者を対象にパーティーが開かれる。
日本大使館はプール付の豪華な屋敷!(逆に日本にあるセネガルやモーニタリア大使館は小規模なものだ)
パーティーでは、まず総合優勝した三菱のえらい人?と、篠塚健次郎さんのあいさつ。続いて、カミオン優勝の日野のえらい人&菅原さんのあいさつ。
いかにも日本人らしい会社の式典のようなスピーチが続き、そして日本人全員で乾杯!
バーベキューやフルーツ、久しぶりの日本食など、立食形式で食べ放題! みんな久しぶりに食べまくる。そしていろんな選手にあいさつに回ったりする。今度は完走しますと。
しばらくして、この硬い雰囲気を何とかしなければと、チームの仲間でノリのいいピアノにあわせて、歌って踊ったり、現地で買った太鼓に、尺八、大道芸と、雰囲気は和んできた。そのうちやり過ぎて、ひんしゅくに変わってきた感じもあったが。
その後、アフリカでのお土産を買いまくる。
お土産街は高いので、町外れがいいとか、結構値切れるとか、いろいろ知恵がついてきたが、もう遅い。車に積んで帰れるので大きな木彫りの置物や、楽器を買う人もいた。
1/21 車の船積み、パリへ発つ
車を船積みするために、 車の中の荷物の整理。その後、港へ車を運ぶ。
約3週間、一度は本当にだめかと思った事や、人達に親切にしてもらったり、人生観が大きく変わったこのアフリカをなごり惜しむように時間が過ぎていく。
夕方には、荷物をまとめてパリへ発つ。
1/22 パリでの休日
特にみんな疲れた顔も見せず、元気にパリでもお土産、買い物にいそしむ。
昨日まで、灼熱のアフリカにいたとは思えないほどパリは寒い。
夕方は、準備段階、ラリー中ともとてもお世話になった、フランストヨタの人達を日本食にご招待。
初日に曲げたリーフを、直してくれたり、3回転半した稲垣・永田号を徹夜で手伝ってくれたりと、彼らの協力なしでは、この結果は無かっただろう。
フランストヨタは今回、新型のプラドを投入してきたが、発売間も無いためか完成度がいまいちだった。がんばってほしい。
1/23 帰国
日本を出たのが12月10日、約1ヶ月半ぶりに日本に帰る。
何より全員無事で、笑顔で帰れることがうれしい。
この仲間は、ここ1・2年でパリダカが縁で知り合った仲間達だ。しかし一生の仲間になるであろう。そしてまた、次のチャレンジに向かうだろう。
なぜなら、僕らは 「 ドリーム チャレンジャー 」 だから。