マシン改造
今回出場するマシンはトヨタ ランドクルーザー70ZX(形式名HZJ73V)
国産クロスカントリー4WDの中でも特に性能の高い車。
改造するポイントが少なく壊れにくい、プライベートにはもってこいだ。
エントリーするカテゴリーはT2ディーゼル(市販車改造)
無改造クラスより制限が広くエンジンの載せ換えなども可能だが我々はパワーアップよりも丈夫で軽いマシンを作るためにこのクラスを選んだ。
改造ポイント |
内装・補強
まずはじめに行うのは、不要なパーツを取り除く。リヤシート、純正ロールバーを取り除き、床・天井すべてのカーペットをはがす。 次に、過酷なパリダカに耐えられるだけの各部の補強を行う。この作業は横浜市戸塚区にある坂本自動車工業に依頼。パリダカ参戦の経験を持つ任せて安心のメカニックだ。 ・パリダカ仕様のロールバーの制作と取り付け |
300リッター安全タンク パリダカのルールでは無給油で最低600kmを走破できるガソリンを積めれなければならない。 後部座席一杯の大きさがあり、座席に座ってみるとすぐ後ろがタンクなので何かこわい感じがする。 |
10月10日選手・メカニックが東京町田市のトヨタRVランドに集合してショックの取り付け等、トレーニングを行った。朝5時半からスタートのため私、和田は徹夜で名古屋から駆けつけた。
選手はそれほどメカに精通しているわけではないが、ラリー中はその日のゴールまでは全てドライバー・ナビゲーターで修理しなければならない。そこで今回はメカニックの助言の元、全て選手自身が取り付けを行った。
また、使用する工具も現地と同じ物を使いより現地と同じ条件で行う。
しかし、本番ではこの作業を40度以上の砂の上か、もしくは、ゴール後疲れた体で、懐中電灯の明かりだけで行うことになる。
作業はまず純正リーフに1枚追加し、4×4エンジニアリングの「BIG COUNTRY」を取り付ける。ショックは2日に1度ほど交換するためスペアの数もかなりになる。今回、スペアとして持っていくショックの準備も行った。
GPS 今回のパリダカはTT(プロトタイプ)クラスの制限、エアーでの移動の制限などに見られるように本来のパリダカにしようという大幅な変更があった。 今回は、FURUNO製の「GP−70MARK−2」を使用する。 |
補助パーツ 現時点で使用した主なパーツ ・PIAAランプ H4 180/135 ・・・等 |