20002年2月の近況報告
拝啓 全く早いもので平成14年も1ヶ月が過ぎました。年始の挨拶回り、新年会、校務等々外での食事の機会が多く、家内が身体の心配をしています。 さて、今月は先ず田中外相の更迭の問題にかかわることから一言。 私は、元々田中真紀子と言う人を外相として全く評価していなかったし、人間的に好きになれないことは度々云ってきましたし、小泉首相もそうなのですが、基本的に自民党にいる限り、改革は困難であるということも常々言ってきたとうりであります。 そのことは別にして、今回の件の発端となったNGOの問題については全く外務省、鈴木宗男はけしからぬと思います。 外務省に異論を唱えるものは排除する、という姿勢は大問題です。 悪い奴、野上次官と鈴木氏を辞めさせるのはいいが、田中外相までとなると話がおかしい。私は初めから田中真紀子を外相にすべきでなかったし、辞めさせるならイランの外相との会談に遅刻したり、パキスタン訪問を断って、日本の国益を大いにそこなった時にするべきだったと思っています。 単なるオテンバ娘であった田中真紀子がこの経験を生かし、大いに人間的成長が出来ることを祈る次第です。 ところで、1月は何人かの面白い人と知り合うことが出来ました。 25日、26日と上京した折、大学の先輩より旧皇族で(竹田の宮さん)JOC(日本オリンピック委会)会長の息子さんを紹介されました。いずれ日本の総理にとのふれこみでした。(明治天皇の玄孫で三条実美卿の玄孫でもあります) これからの日本は、環境とアジアを基本として生きていくということで、全く意見の一致をみました。 竹田さんは13歳から事業を始め、大学時代にはアパレルの会社を興し、教授に代わって環境についての講演をしたという人で、現在26歳、本年、経営する会社の上場をするという異才です。 お会いしたとき、図々しく今年の夏の私の会での講演をお願いしました。 いずれ日本のリ−ダ−、エスタブリッシュメントになる人と思い、微力ながら応援もしていきたいと思っています。この後、真言宗大阿闍梨、池田恵観和尚の新春の会があり、私も友人から招かれていましたので、同乗させてもらって出掛けました。 私はメ−ンテ−ブルの隣の席でしたが、メ−ンテ−ブルにおられたペル−前大統領フジモリさんを徳州会病院理事長の徳田虎雄氏にたのんで紹介してもらいました。 パ−ティ−後金融アナリストの石井至氏、NHK解説員でおなじみの高橋祥起氏にも紹介されました。先日お手紙をいただきましたが、早大文学部の同窓ということで、いつでも応援に行きますよ、とのことでした。 夢を持って生きることはどんどん世の中が開けると思っています。 2月には更に色々なであいがありそうです。 7日には市の高齢福祉課長を招いての定例セミナ−、9日には日中国交回復30周年パ−ティ−、11日には竹田さんを囲む会と夕食会、17日中国勉強会、20日は堀田力さんの講演会、22日佐高信さんを囲む勉強会、27日三重県飯南町で森林と建築についての勉強会が続きます。 毎週上京ですが、又皆さんに情報をお知らせします。 風邪が流行しています。寒さ厳しき折お身体を大切にお過ごし下さい。 森 治男 拝 平成14年2月4日 |