2001年10月の近況報告


拝啓 いい季節となってまいりましたが、皆々様にはお変わりなく、お元気にて、お過ごしでいらっしゃいましょうか。経済が益々大変な状況の中、テロの発生で、一度に色々な問題がふりかかってまいりました。
ここは冷静に対応することが大切だと思います。
 私は、テロが起きたとき、ユダヤの仕業ではないかと頭にひらめきました。アメリカを中心とする、各国が反イスラム原理主義の勢力と対立することで、得をするのはイスラエルとアメリカの軍事産業しかない。それにブッシュの石油資本。おりしもイスラエルとパレスチナの争いがたてつづけにあっただけに。
イスラムと反イスラム勢力が世界を2分して、抗争を行うことで、泥沼化が心配です。
ユダヤ、キリスト、イスラムは長い歴史上しばしば斗ってきました。日本はこれらの宗教勢力とは無縁の存在だっただけに、日本の果たせる役割は又大なるものがあると思います。単純に反イスラム勢力の一角に組み込まれないよう、きちっと歯止めが効くように、配慮して行かねばと思います。
小泉首相の単純なスロ−ガン主義が心配です。
 私は、日本の軍事体制(防衛の為の)をきちっと整え、日本人が日本を守る決意を持つことが今の日本にとって最も重要と思っています。何故なら、日本の隣には北朝鮮、そして将来必ず中国大陸と台湾の争いが起こるであろう時、日本にも影響が起きるからです。中国は毎年日本から何千億円の援助を受けながら軍事力の増強に努め、中国近海の島々の領有を宣言しています。
日本人は腹帯を締め直し、中国を除くアジアの国々との緊密な友好関係を築く必要があります。
そんな中、マレ−シアもインドネシアもバングラデッシュも比の多くの島々もイスラムの国々であることを知っておくべきです。
バランス感覚のある強い政治家が、本当に日本に求められています。
やはりその意味で石原総理をと、強く望んでいます。
 さて、そんな中の9月17日、まる11年間続いてきた夏期政経文化セミナ−を開催しました。小泉総理と30数年のつきあいで、今もしばしば会って、意見交換されている、浅川博忠氏の講演でした。
小泉さんがなる予定でなかった総理になってしまったことにより、準備不足の感がいなめないとのこと、いろいろ裏側のお話が聞けました。
地方と中央との格差是正によって、日本はまだ均衡のとれた発展が出来るとの結論でした。
 その他、9月は志ネットワ−ク上甲先生主催の宿泊研修が恵那を中心に行われ、勉強会のほか夜はたっぷり松茸を食べさせていただきました。
 又10月3日、早稲田大学雄弁会のOB会が東京の赤坂プリンスホテルで行われ、前大東京火災専務のご指名で、多くの国会議員の前で挨拶をさせていただき、激励されました。尚、私の前に佐藤観樹氏が挨拶しました。もう一度60才までに挑戦しますと宣言してきました。
 来年4月に石原都知事の健康アドバイザ−でもあるドクタ−に講演をお願いしてきました。
久々に香港大学留学時代の教授の方にお会いしたり、友人の病気見舞いをしたりで忙しい東京での一時でした。
 いずれにしましても土、日なしの多忙な毎日を過ごしています。
土曜は、毎週ホ−ムヘルパ−2級の講習会でつぶれ、日曜は結婚式、勉強会、環境の会、平日も昼・夕方は事務所に顔を出し、色々な頼まれごと、事務処理と追われています。
11月からは4年目に入る定例セミナ−の開催、その準備があります。
 予定されておりました、学校の海外研修、沖縄旅行等は全てテロの余波で中止となりました。
いずれにしましても、出来るだけ多くの人と交際し、人の輪を広げるために、尽力していきたいと思っています。先日も多くの同級生から、エネルギッシュで福々しく、若々しいと言われました。お世辞でもうれしいもの。明るく元気に夢を持って進みます。お互い様頑張りましょう。                                                                                                                                                             敬具

                                                       森 治男  拝
   平成13年10月10日