2000年11月の近況報告

11月 近況報告
拝啓 暖冬でしょうか、汗ばむような穏やかな毎日が続きますが、お変わりありませんか。

 10月11月は連続4度の上京です。10月17,18日とある大物政治家と,今後のことで面談されました。ある政策通のマスコミの方の紹介でした。いづれ又中味のご報告します。

10月26日は田中秀征さん(元経企庁長官)の勉強会でした。内容は田中康夫長野知事誕生とその意味でした。「骨太の課題に妥協なき取組を」ということでいろいろ具体的な提言を含め、日本の中央、地方とも今の構造はもたなくなっている、政権党は選挙にあせり、ますます泥沼にはまってゆく、日本の政治、政党は分解過程に入っているとの分析でした。無党派の人はいい政党を待望している、来年にかけて大きく動くとのことでしたが、私自身もその事を肌で感じています。

11月4,5日とアジア政経学会の全国大会が拓殖大学でありました。私は防衛大学の学長と中央大学の学生部長の紹介でこの学会に入れていただいたのですが、久方ぶりで学長等と会って話す機会がありました。

あと一歩でいつも残念、是非、更に挑戦をと激励されましたが、香港大学以来の交流です。

 ロシア、中国、東南アジアの研究者の一流の学者で、テレビ等でもよくお目にかかる皆さんの色々な視点からグローバリズムについての考え方の発表、討論、大いに勉強させていただきました。約100名の参加でした。

 次は11月11日千葉でモラロジー研究所の公開講座です。家内が、モラロジーの(最高道徳の研究)全寮制の高校の卒業生です。当日ビル・トッテンの講演があります。明年、是非、ビル・トッテンのお話を皆さんに聴いていただきたく思っているのです。アメリカ人ですが、日本式経営の熱心な支持者で、いつもアメリカのまねをするなと、日本は日本で行けが持論です。

明年の講師のお願いと、もう一つ私の主宰する大講演会に極道の妻(実際に)から、弁護士になった大平光代さん(今本が大変売れています)を講師にお願いしようと上京します。

いづれにしてもまさに文化の秋、大いに学ばせてもらっています。11月28日には田中秀征さんの勉強会で斉藤精一郎立教大学教授が話をされます。

 交通費が大変なので東名バスを利用しています。往復切符ですと片道4,380円です。急がない時はご利用されるといいと思います。

 さて、今月27日第3年目に入りますが、定例の経営セミナーを開催します。(第1回)講師は東京からで、インターネットで繊維製品の販売を手がけて成功している方のプロジェクターを使ったお話です。

夕方6時からです。(マリエール一宮)是非ご参加下さい。

 今日の政治、経済について私自身の所見をと思いましたが、今月は報告が多くて紙面が足りませんので来月又、書かせていただきます。

 今後ともどうぞよろしくお願い致します。

                                       森 治男 拝

平成12年11月7日(火)