2000年10月の近況報告

10月 近況報告

拝啓
 ひと雨ごとに秋が深まり、まことにいい季節となりました。お元気にてお過ごしでいらっしゃいましょうか。
さて先月、9月19日前松下政経塾々頭 上甲先生の講演、大変な熱弁で皆さん大変好評でした。ただ残念であったのは、会費だけ払って欠席の方21名、必ず出席しますといって欠席された方14名ありました。無断欠席は論外なれど、FAXでの欠席通知(しかも2,3日前に、食事キャンセル出来ない)、会社の部下などに連絡させるは卑怯なりとは上甲先生の言です。ほぼ申込分の食事を注文しましたので食事が残ってしまいました。 尚、11月から隔月で定例経営セミナーを始めます。3年目となります。地方でなかなか聞くことの出来ない面白い講師をおよびしています。11月は佐藤元総理の孫(実業家)はじめ、3人程の候補の中からどなたか時間のとれる方を講師にお呼びする予定です。(セガ・エンタープライズの番頭さんも候補)
当選してない私の会ですので、なかなか多くの皆さんに集まっていただけないのが残念で、講師の方にも申し訳ないと思っています。どうぞ皆様是非ご出席下さい。お役に立つ事があると思っています。
9月は又30日に私が代表の(社)長寿社会文化協会「ゆとり福祉会」の第1回のホームヘルパー2級の講習会を閉校しました。私の名前で資格証を出したわけですが、とてもいいムードで同窓会まで出来て、大変喜んでいただけました。
市の紹介などもあり、明年早々再度講習会を開催する予定です。まわりに資格を取りたい方がおられましたらご連絡下さい。
10月は7日の結婚式のあと8日から11日まで北海道です。上甲先生の北海道講座があり、北海道家庭学校(非行少年の施設)の見学と、校長先生のお話を聞いたり、三浦綾子さんのご主人との会食等々があるのですが、最大の目的は、私の息子を入れたいと思っている余市高校の見学です。
北星学園大学々長ご夫妻のご案内で私と家内の2人でお訪ねすることになっているのです。 私は組合と斗って、教育現場の正常化する運動の中で、衆院にかつぎ出されることになったのですが、今度は悩める今日の子供、父兄の問題を正面からとらえてみようと思っているのです。
私の息子は学校のワクの中にどうも入らないようなのです。親としてこの際、とことんぶつかって行こうと思うのです。
余市高校はホーム・スティ形式の全寮制なのですが、個人の家庭が学校を支えています。理念は「そのままの君でいい」だそうです。この言葉が私は大変気に入ったのです。次の近況報告で又見学してきたものをご報告します。
9月には更に、上甲先生主宰の合宿が大阪であり、吉本興業のチーフプロデューサーの「街づくり」のお話を聞いたり、学ぶことの多いこの秋です。 上甲塾長の紹介で素晴らしい経営者、福祉、環境関係の人、町長、市長などの政治家等と知り合い、とても良かったと思っています。
上京し、ある有力政治家とお会いする予定も今月になりました。国会の混乱で中旬以降となります。大学の先輩の紹介ですが再編を見ながら様々な動きがあります。経済状況大変なときです。でも゛小さくならないで″夢を持って過ごしましょう。私も頑張ります。お元気で。

敬具

 森 治男拝