拝啓 風かおる5月、いい季節となりました。
皆様お元気でいらっしゃいましょうか。
私事ですが、私の真友、無二の友が、先日急死致しました。資生堂本社に勤務し、近々資生堂の新会社の責任者となる予定で、しかも、20日の夜一緒に食事をする予定であっただけにショックでした。
青春を共に過ごし、いい所も、悪い所も知っていてくれる友が居なくなることは、とても淋しいものです。
これから年と共に友は少なくなるばかりで、増えることはありません。友情は大切にしたいものです。どうぞ皆様もお体には十分気を付けてご活躍下さい。
4月は、友人の死去で茅ヶ崎へ2日間、次の週、田中秀征氏の勉強会、陳情等で3日間、次の週又政界の中での方向づけについて至急話ありとのことで、日帰りで上京と、毎週東京でした。
愈々政界は解散ということで動き出していますが、ただ中央でのムードとしては、小渕総理の急病引退で、何となく沈みがちで、新しい政界のうねりは次の選挙後ではないかというように思われます。
石原新党も次の選挙後に必ず出来ると言われていますし、加藤元自民党幹事長の動きも注目されます。いずれにしても、再編は必ずあると思っています。最終的に連休明けに諸先輩に会って、政界の動向を見極め、22日に後援会の主だった皆さんにご参集いただき、方針を決め、次の日には記者発表をと思っています。
いずれにしましても今の森治男の立場が、よりいい方向に動けるように、数年後のことも視野において、きちっとしたポイントを確保できるように考えてまいりたいと存じます。
長い間ご支援いただいている多くの方々、労組、支援団体、宗教関係のリーダーと、お一人お一人時間をかけて毎日ご挨拶回りをさせていただいております。多くの皆さんの励ましに心から感謝を致しております。どうぞもうしばらくご後援を心からお願い申し上げます。
21世紀は、政治が力を持つと思っています。どんづまりが来るから。それは、この2〜3年だと思っています。それまで頑張りたいと思っています。
皆様に少しでも恩返しが出来ますよう、私は必ず力を付けてまいります。
大変厳しい経済環境であることを皆様にお会いして実感しています。沈まないように大いに動いて、この時を過ごしたいと思います。重ねて皆様のご健康を祈念申し上げます。
敬具
森 治男拝
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