ポリテクニックとは技術教育、専門教育、社会教育を提供する技術専門学校。学生数は
フルタイム・65コースが2500人、パートタイム・1500コースが2万人の規模。
学費はコースによって違うが、1コースにつき100ドル(1$=60円)くらいで残りは国が負担。
本部、図書館、トラベル・English・日本語・料理コース、託児所そして結婚後の再就職
準備のコースを見学。即戦力になる為の実地訓練を重んじている姿が印象的。
花と緑に包まれた街の郊外にあるリンウッド小学校。平屋建てで生徒数440人。
20%がマオリ族系、6%がサモア族系で特別クラスも設けられている。
義務教育は5歳〜15歳。生徒数が少ないので、きめ細かくのびのび教育を実施。
児童の歯科治療サービスが徹底されている。
「ニュージーランドの教育は人との競争ではなく自分との競争。学歴とお金がある
ことだけが人間の価値ではない」とのこと
子どもや若者に、電話によるカウンセリングをしているボランティア機関。1982年設立
午前8時から午後11時まで2台の電話で受け付けている。
この国では結婚すると完全独立なのでひとり悩むことも多くなる。カウンセラーの数不足
資金不足を乗り越えて活動の意義を示していきたい。
住宅街の一角にある4階建てで、1階がロビーや集会所、2〜3階がホーム、4階が病院。
運営母体はメソジスト教会。宗教、宗派に関係なく入居でき、営利を目的としていない。
ホームに40名、ホスピタル25名、インディペンデント・ユニット・フラットに70名。
80%以上が女性。この頃は自宅やリタイヤメント・ビレッジで生活する人が増えて入居
希望者は減少気味。
1952年から運営の食事宅配サービスセンター。赤十字団体から病院(政府)に移行
病院用1200食、宅配用250〜300食(昼のみ)を月〜金に60人のスタッフで作っている。
25人のボランティアが25ルート配っている。ボランティアは年配者が多く、日本との違いを
感じた。
1893年、世界で最初に女性参政権を得た国NZ。アメリカの女性禁酒運動指導者がNZを
訪れたことから禁酒同盟が出来、これが参政権獲得運動へと発展。女性省は1984年労働
党の元設置され、女性の地位向上を目的とするアドバイザーの役割をしている。
NZは日本の本州と九州を合わせた面積に345万人の人口。「ゴミの焼却場はひとつもない」
の言葉にショック。リサイクル以外は穴埋めされている。量り売り、有機栽培、自販機の
少なさ、詰め替え、生ゴミの堆肥化が勧められている。
全国に保全局は14支部。保護区の公園、山、森林、海岸、生き物達が管轄。41人の女性
と80人の男性が働いている。1350年にマオリ族がNZに流れ住む前は無人島、鳥達の名前
もマオリ語のカカポ、プケコ、トゥイなど・・・美しい自然の保護に力を注いでいます。