'89年3月から女性局と改め政治、経済、文化などすべてのことにわたって女性の利益を
守る為に設立。女性の社会進出はめざましく52%が有職。15年前から学校教育の充実
が叫ばれ、有能な職業人も育っている。男女協力社会をめざしている。
学校教育について:6歳から18歳までが義務教育、公立学校は無料。
幼稚園はドイツで生まれた施設で、子どもの80%強が通園。そのあとグルントシューレ
に(基礎学校)4年行き、指針段階で3つに分かれる。ドイツ独自の教育の模索が続く。
ヘッセン州のウィスバーデンのセンターを訪ねる。国をあげての環境保護啓発活動を
視察。11の州ごと(西独)にセンターがあり情報提供や買い物相談を受けている。
商品テストもさかん。エコマーク、リサイクルに学ぶ点は多く地球規模で考える必要
を感じた。
外国人労働者(トルコ、ギリシャ、モロッコ、アラブ系)が地域人口の80%を占める
所に設置されたキンダー(6歳〜14歳)とユーゲント(14歳〜24歳)の役割は大きい。
子どもを健全に育てようとどこの国も必死です。
Deutscher Eramgelischer Fravenbund Landesverband(ドイツプロテスタント教会の婦人
連盟)10地方分団から成る。90年にわたり活動、婦人の社会的な責任を自覚させ消費者
としての重要性を認識させる。
老人の世話をする人を養成したりボランティアを育成している。授業料は月300マルク
公的補助があり、実習を受けながら3年勉強すると政府資格が得られる。
ミュンヘン(人口120万人)には5つの養老院22の老人介護ステーション80の老人クラブがある。
1925年郵政局が設立。1100名の会員をもちスポーツを広める為の総合スポーツクラブ。
課題は老人たちのスポーツの活性化。
「命の電話」はプロテスタント教会に属し、120名のボランティアが24時間対応している。
電話相談と精神療法施設があり、ケースワーカーが奉仕している。